2025.09.25(木)
令和7年度「風会議」開催報告
令和7年7月4日、広島商工会議所にて「令和7年度 風会議」を開催いたしました。
本会議は、広島市の各行政部署の皆様、広島修道大学の学生の皆様、そして広島YEGメンバーが一堂に会し、地域課題について率直な意見交換を行うことを目的としており、多くの皆様にご参加いただきましたこと、心より御礼申し上げます。
今年度の風会議では、広島が近年直面している重要な地域課題である「転出超過」に焦点を当てました。
第1部では、広島修道大学 経済科学部 太田耕史郎教授をお招きし、「若者の転出超過が進むと広島はどうなるのか」をテーマにご講演いただきました。
続く第2部では、広島市が進める8つの施策テーマごとに分かれて意見交換を行いました。行政からは施策の進捗や課題認識を共有いただき、YEGメンバーからは現場の視点に基づいた提案や民間としての協力の可能性を提示しました。また、大学生からも若者ならではの新鮮なアイデアが寄せられ、産学官それぞれの立場を活かした活発な対話が展開されました。
こうした議論を通じて、地域課題に対する共通認識が深まり、今後の行政施策に民間の声を反映させていくための大きな一歩となったと確信しております。
政策提言委員会では、今回の意見交換で出た提案やアイデアを踏まえ、転出超過改善に向けた政策提言の策定を進め、親会を通じて広島市への提案提出を目指してまいります。
最後に、本会議にご参加いただいた広島修道大学の太田教授ならびに学生の皆様、広島市職員の皆様、そして広島YEGメンバーの皆様に心より感謝申し上げます。今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。