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令和4年度概要

令和4年度概要

令和4年度基本方針

令和の新時代が始まり、オリンピック開催を前にして希望に満ち溢れていた日本でしたが、新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、その状況は一変しました。ウイルス感染による不安やストレスが人々の心を蝕み、これまで家族や友人と顔を合わせて楽しく過ごしていた時間が失われ、社会に閉塞感が漂いました。しかし、そのような状況も２年が経過し、新たな生活様式が定着してきました。

ＹＥＧは多くの仲間と出会い、刺激を受け合いながら様々なことを経験し、学び成長できる、多くの可能性を秘めた組織です。コロナ禍で普段の生活や働き方、移動に制限を受けたことで、人との交流を避ける生活様式にシフトする中、ＷＥＢを介しての交流などＹＥＧ活動も様変わりしています。これまで先輩方から踏襲されてきた教えを大切にしながらも、固定観念に捉われない、時代に合った考え方に変化し、積極的に行動していく必要があります。
　また、広島ＹＥＧが未来に向けて更なる発展を遂げるためには、長期的視点を持ち、幅広い新たな力を備えていかなければなりません。会員一人ひとりが広島ＹＥＧの一員であることに誇りを持ち、素晴らしさを本気で伝える。これにより多くの人に広島ＹＥＧの魅力が発信され、未来への可能性を高める新たな仲間が増えていくことにつながります。

商工会議所の前身である東京商法会議所の初代会頭を務められた渋沢栄一氏は、日本経済の基礎の構築に大きな役割を果たしました。著書の「論語と算盤」では、真のリーダーを「常識の人」と表し、「智・情・意」の３要素の重要性を説いています。青年経済人として学び続ける「智恵」、他者を思いやり社会に奉仕する「情愛」、精神作用の本源となる強固なる「意思」。この３つをバランスよく備えることで「常識の人」となりえます。会員の皆様がこの３要素を備えられるような機会を創出していきたいと考えております。
　青年経済人として学ぶことも大切ですが、それ以上に仲間との絆をより深めていくことも重要です。会員の皆様に積極的に参画していただくためにも、まずは「仲間」と共に「楽しむ」ことができる運営を心掛けていきます。今年度は、この５つの要素を重要視し、なによりも笑顔あふれる活動を行います。

意　思　＝　Ｓｐｉｒｉｔ
仲　間　＝　Ｍａｔｅ
智　恵　＝　Ｉｄｅａ
情　愛　＝　Ｌｏｖｅ
楽しむ　＝　Ｅｎｊｏｙ

広島ＹＥＧの根本的な活動の大切さを再認識して、委員会に重点を置きながら、例会、事業、そして他団体との交流に取り組んでまいります。みんなでアイデアを出し合い、笑顔になる機会をたくさん創出してＹＥＧを楽しみましょう！
皆様の積極的なご参画とご協力を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和4年度会長庄子佳宏

事業概要

８グループ１０委員会を設置し、広島商工会議所青年部の目的と本年度の基本方針に基づいて積極的に委員会活動に取り組み、仲間と共に楽しみながら、例会および各事業を企画・運営し、笑顔になる機会を創出します。

会務グループ

会員総会の運営をはじめ、役員会運営や本会スケジュール管理など広島ＹＥＧの会務業務を通じて会員活動を支えるとともに、広島ＹＥＧの活動や魅力をＷＥＢを活用して会員及び対外へ発信します。また、次世代へ向けた規約・規程の検討やエンジェルタッチ活用の検討を行います。

ビジネスグループ

会員の経営資質向上を図るために渋沢栄一氏の功績や考え方について学びます。また、会員の見識を広げるために、企業視察や研修旅行を行います。

アンバサダーグループ

広島県連や県内他単会などの他団体との窓口を担当し、事業を通して広島の魅力を発信するとともに多くの仲間との交流を図ります。

親睦グループ

会員同士やＯＢ・ＯＧとの親睦を深めるためにゴルフ大会を実施します。また、状況に応じた懇親会のあり方を検討し、企画・運営します。

交流グループ

広島の街づくりについての構想を学び、青年経済人としての視点で広島の街のビジョンを描き、発表します。また、会員の交流を促進するために新年互礼会やサマーフェスタ、卒業生を盛大に送り出す卒業式を行います。

ＹＥＧ探求グループ

全国大会の歴史や概要について調査研究し、会員に周知するとともに日本商工会議所青年部第４２回全国大会美の国あきた大会の参加奨励を行い、アテンドします。また、会員満足度を向上させるために、ＹＥＧ活動を活性化させる事業や委員会交流事業を行います。

育成グループ

新入会員がＹＥＧのことを深く理解するために研修を行います。また、新入会員が早期に会に馴染めるよう歓迎会を行います。

全体事業実行グループ

広島ＹＥＧ会員が全員で、一丸となる事業を行います。

組織及び事業

役員

会長

庄子　佳宏
直前会長

下岸　宏靖
監事

河野洋信
監事

田中孝幸